外部面材

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建材には、さまざまなものがありますが、今回は面材について。



一般的には筋交いと言う斜めの材料を壁の中に入れて、

建物の丈夫さを保っています。

それは無垢の木を加工して、現場に合わせた加工をしています。



それ以外に壁の強さを保つ方法として、

「面材」と言う板を壁の外側に打ち付ける方法があります。

これは使い方によっては有効だと思っています。



しかし、これらは自然のものではなく、様々な材料を接着剤で固めたものです。

カタログの数字だけで選定するのは抵抗があるので、実験してみることにしました。



業者の方に協力していただき、この8種類について実験をしてみます。
外部面材



外部面材
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実験① 水中

水に強いと言っても、接着剤で固めたものが多いので、

どのように変化していくのかをみていきます。
外部面材



実験② 雨ざらし

住宅に使用するので、①の実験はどんなに最悪を想定してもありえません。

何かの欠陥で住宅が雨漏りをした場合、濡れたり乾いたりを繰り返すので、

こちらはそれを想定しての実験です。

作業場の外壁に打ち付けてあります。

日差しをうけ、雨が降れば濡れると言う状態。
外部面材



どれも新品の時はかなりの強度があるでしょう。

しかし、地震に強いとしても、雨には弱いのでは、

住宅のさまざまな不具合に対応できません。

透湿防水シートをはれば濡れないと思っている関係者もいるようですが、それは理論上の話。

材料の特性を理解して、使い分けることが大切だと思います。



変化した様子を、後日アップする予定です。





本日も読んでいただきありがとうございます。





外部面材

根っからの職人46年の父と、ゼネコンでの監督経験のある息子、

共に国家資格「建築大工一級技能士」です。

私たちは、設計(建築士)から現場の管理(施工管理技士)、

そして大工(技能士)をこなしつつ、

現場主義で日々の作業や思いをこのブログで発信しています。



住宅の新築、増築、リフォームはもちろん、

神社や店舗などの施工実績もあります。

木造建築のことでお困りでしたら、ぜひご相談下さい。

メール:ogurikenchiku@outlook.jp


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この記事へのコメント
面材の耐候実験の結果のページが見当たらず、結果を知りたいです。写真なしでもよいので。
Posted by いえべん at 2023年10月15日 00:23
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    コメント(1)
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