2018年08月15日15:29
根っからの職人46年の父と、ゼネコンでの監督経験のある息子、
共に国家資格「建築大工一級技能士」です。
私たちは、設計(建築士)から現場の管理(施工管理技士)、
そして大工(技能士)をこなしつつ、
現場主義で日々の作業や思いをこのブログで発信しています。
住宅の新築、増築、リフォームはもちろん、
神社や店舗などの施工実績もあります。
木造建築のことでお困りでしたら、ぜひご相談下さい。
メール:ogurikenchiku@outlook.jp
外部面材≫
カテゴリー
建材には、さまざまなものがありますが、今回は面材について。
一般的には筋交いと言う斜めの材料を壁の中に入れて、
建物の丈夫さを保っています。
それは無垢の木を加工して、現場に合わせた加工をしています。
それ以外に壁の強さを保つ方法として、
「面材」と言う板を壁の外側に打ち付ける方法があります。
これは使い方によっては有効だと思っています。
しかし、これらは自然のものではなく、様々な材料を接着剤で固めたものです。
カタログの数字だけで選定するのは抵抗があるので、実験してみることにしました。
業者の方に協力していただき、この8種類について実験をしてみます。





実験① 水中
水に強いと言っても、接着剤で固めたものが多いので、
どのように変化していくのかをみていきます。

実験② 雨ざらし
住宅に使用するので、①の実験はどんなに最悪を想定してもありえません。
何かの欠陥で住宅が雨漏りをした場合、濡れたり乾いたりを繰り返すので、
こちらはそれを想定しての実験です。
作業場の外壁に打ち付けてあります。
日差しをうけ、雨が降れば濡れると言う状態。

どれも新品の時はかなりの強度があるでしょう。
しかし、地震に強いとしても、雨には弱いのでは、
住宅のさまざまな不具合に対応できません。
透湿防水シートをはれば濡れないと思っている関係者もいるようですが、それは理論上の話。
材料の特性を理解して、使い分けることが大切だと思います。
変化した様子を、後日アップする予定です。
本日も読んでいただきありがとうございます。

根っからの職人46年の父と、ゼネコンでの監督経験のある息子、
共に国家資格「建築大工一級技能士」です。
私たちは、設計(建築士)から現場の管理(施工管理技士)、
そして大工(技能士)をこなしつつ、
現場主義で日々の作業や思いをこのブログで発信しています。
住宅の新築、増築、リフォームはもちろん、
神社や店舗などの施工実績もあります。
木造建築のことでお困りでしたら、ぜひご相談下さい。
メール:ogurikenchiku@outlook.jp
一般的には筋交いと言う斜めの材料を壁の中に入れて、
建物の丈夫さを保っています。
それは無垢の木を加工して、現場に合わせた加工をしています。
それ以外に壁の強さを保つ方法として、
「面材」と言う板を壁の外側に打ち付ける方法があります。
これは使い方によっては有効だと思っています。
しかし、これらは自然のものではなく、様々な材料を接着剤で固めたものです。
カタログの数字だけで選定するのは抵抗があるので、実験してみることにしました。
業者の方に協力していただき、この8種類について実験をしてみます。
実験① 水中
水に強いと言っても、接着剤で固めたものが多いので、
どのように変化していくのかをみていきます。
実験② 雨ざらし
住宅に使用するので、①の実験はどんなに最悪を想定してもありえません。
何かの欠陥で住宅が雨漏りをした場合、濡れたり乾いたりを繰り返すので、
こちらはそれを想定しての実験です。
作業場の外壁に打ち付けてあります。
日差しをうけ、雨が降れば濡れると言う状態。
どれも新品の時はかなりの強度があるでしょう。
しかし、地震に強いとしても、雨には弱いのでは、
住宅のさまざまな不具合に対応できません。
透湿防水シートをはれば濡れないと思っている関係者もいるようですが、それは理論上の話。
材料の特性を理解して、使い分けることが大切だと思います。
変化した様子を、後日アップする予定です。
本日も読んでいただきありがとうございます。

根っからの職人46年の父と、ゼネコンでの監督経験のある息子、
共に国家資格「建築大工一級技能士」です。
私たちは、設計(建築士)から現場の管理(施工管理技士)、
そして大工(技能士)をこなしつつ、
現場主義で日々の作業や思いをこのブログで発信しています。
住宅の新築、増築、リフォームはもちろん、
神社や店舗などの施工実績もあります。
木造建築のことでお困りでしたら、ぜひご相談下さい。
メール:ogurikenchiku@outlook.jp

この記事へのコメント
面材の耐候実験の結果のページが見当たらず、結果を知りたいです。写真なしでもよいので。
Posted by いえべん at 2023年10月15日 00:23